水性塗料と溶剤系塗料って?|福岡県北九州市の株式会社 ゆたかの建装
2013.11.30 (Sat) 更新
塗装には、水性塗料と溶剤系塗料、溶剤の中でも弱溶剤・強溶剤があります。
種類
強溶剤塗料
芳香族の溶剤が用いられ乾燥が早い。密着性が良い。臭気と安全性に難がある。
弱溶剤塗料
ターペン(塗料用シンナー、脂肪族)と呼ばれる弱溶剤を溶媒にしているため、強溶剤塗料に比べて臭気と安全性に優れる。
水性塗料
臭気が少なく安全である。(火気・衛生面)低温時や高湿度下で、溶剤塗料に比べ乾燥がやや遅い。
エスケー化研㈱引用
どちらも、水性も溶剤どちらもメリットはありますがほとんど差がないといえます。
特に水性というと「水に弱そう」というイメージがあると思いますが、そんなことはありません。
塗料は全て樹脂化されていますので乾燥塗膜後は水に溶けることはありません。においも少なく安全です。
弱溶剤と強溶剤の違いは、昔は樹脂の性質で強い有機溶剤でないと、塗料化する事が出来ませんでした。これが強溶剤で、それから進化し環境問題や人体への被害を考慮し、塗料用シンナーの成分(ターペン)に切り替えたのが弱溶剤なのです。