外壁塗装の液だれを防ぐ!原因と効果的な対策法
2024.06.23 (Sun) 更新
外壁塗装を行う際、多くの人々が抱える悩みの一つに「液だれ」があります。
液だれは、見た目を大きく損ねるだけでなく、長期的に外壁の耐久性にも影響を与えることがあります。
そのため、液だれの原因と対策をしっかりと理解することが重要です。
今回は、外壁塗装における液だれの主な原因とその解決方法について詳しく解説します。
□外壁塗装で起きる液だれの主な原因
外壁塗装における液だれは、さまざまな要因で発生しますが、特に以下の3つの原因が挙げられます。
1:希釈剤の過剰使用
希釈剤は塗料の粘度を調整するために使用されますが、その量が多すぎると液だれが発生します。
通常、希釈剤の量はメーカーの指示に従うべきですが、天候や気温、湿度などの条件に応じて調整が必要です。
熟練の職人はその判断を的確に行いますが、経験の浅い職人の場合、適量を見誤りやすくなります。
結果として、塗料が薄くなり、液だれを引き起こすのです。
2:塗料の厚塗り
もう一つの原因は、塗料の厚塗りです。
塗料を一度に多く塗ると、乾燥が不完全になり、重力によって塗料が流れ落ちて液だれを引き起こします。
これは、施工回数を減らすために一度に厚く塗る悪徳会社や、技術が未熟な職人によく見られる手法です。
薄く均一に塗り重ねることが重要であり、それを怠ると液だれのリスクが高まります。
3:不適切な気候条件
天候も液だれの大きな要因です。
塗装作業は乾燥時間が必要なため、雨や雪の日に行うと塗料が流れてしまいます。
また、風が強い日や気温が低い日、湿度が高い日も同様に不適切です。
こうした条件下での塗装は、塗料が均一に乾燥せず、液だれを引き起こす原因となります。
□外壁塗装の液だれを解決する具体的な方法
液だれが発生した場合、その対策として以下の方法が有効です。
1:塗り直しや修正の要求
液だれが発生した場合、まず行うべきは施工会社への相談です。
ほとんどの場合、施工不良と見なされ、会社は塗り直しや修正を行います。
特に悪徳会社ではない場合、迅速に対応してくれるでしょう。
しかし、対応が悪い場合は、別の会社に調査を依頼し、その結果を元に再度相談することが重要です。
2:希釈剤の適切な使用
液だれを防ぐためには、希釈剤の使用量を適切に管理することが必要です。
施工前に、会社がメーカーの指示に従っているか確認し、適切な希釈率であることを確かめましょう。
また、熟練の職人が状況に応じて調整しているかも確認すると良いでしょう。
3:塗装回数の確認
塗装回数も液だれ防止の重要なポイントです。
基本的に外壁塗装は、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが標準です。
これを守らず、回数を減らして厚塗りする会社には注意が必要です。
事前に塗装回数を確認し、契約書にも明記してもらうことで、施工の透明性を確保できます。
4:施工職人の資質確認
施工を担当する職人の技術力も液だれ防止には欠かせません。
事前に職人の経験や実績、技術力について確認し、信頼できる職人に依頼することが大切です。
経験豊富な職人は、適切な塗装技術を持ち、液だれのリスクを最小限に抑えられます。
5:適切な気候での作業
最後に、塗装作業は適切な気候条件で行うことが重要です。
雨や雪の日、風が強い日、気温が低い日や湿度が高い日は避け、乾燥が十分に進む日を選びましょう。
優良会社はこれらの条件をしっかりと考慮し、最適なタイミングで作業を行います。
□まとめ
外壁塗装における液だれは、主に希釈剤の過剰使用、塗料の厚塗り、不適切な気候条件によって引き起こされます。
これらの原因を理解し、適切な対策を講じることで液だれの発生を防げます。
液だれが発生した場合は、まず施工会社に相談し、必要な修正を依頼しましょう。
また、施工前には希釈剤の使用量、塗装回数、職人の技術力、気候条件を確認し、信頼できる会社に依頼することが大切です。
これらのポイントを押さえることで、美しく耐久性のある外壁塗装を実現できます。
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