外壁の色の選び方|失敗しないためのポイント
2024.07.09 (Tue) 更新
マイホームを持つ夢を叶え、これから外壁塗装を検討しているあなたへ。
理想の住まいを実現するためには、外壁塗装の色選びが非常に重要です。
しかし、いざ色を選ぶとなると、選択肢が多くて迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
□外壁塗装の色選びで失敗しないために知っておくべきポイント
この記事では、外壁塗装の色選びで失敗しないために知っておくべき10個のポイントをご紹介します。
色の選び方の基本的な考え方から、色見本、カラーシミュレーションなどの活用方法、周囲の環境との調和、汚れや色褪せへの対策など、具体的な事例を交えながら解説していきます。
1: 必ず外壁塗装の「色見本」を使って自分の家に合うか確認する
外壁塗装の色見本とは、外壁に使用する色のサンプルをまとめたものです。
色見本は、紙のものや、実際の壁材に塗料を塗ったもの、パソコン上でシミュレーションしたものなど、さまざまな種類があります。
外壁塗装の色選びをする際には、この色見本を必ず手にして、自分の家の外壁にマッチしているか確認しましょう。
2:どうしてもイメージとある程度の違いは存在する
色見本やカラーシミュレーションなど、さまざまな手段を使って色を選んだとしても、出来上がりが思っていたのと違う場合があります。
これは色の「面積効果」が原因のケースが多いです。
面積効果とは目の錯覚により生じるもので、同じ色であったとしても面積が変わってしまうことにより、色の明るさや鮮やかさ、受ける印象が異なってしまうというものです。
3:周囲の街並みや建物との調和を考慮する
周囲の街並みや建物との調和も考慮して、外壁の色を選びましょう。
一般的な住宅では、黒や白、ベージュなどあまり目立たない色が外壁に使われているケースが多いです。
それにもかかわらず、派手な蛍光色などを外壁に使ってしまうと、周囲の街並みや建物から浮いてしまいます。
特にこだわりがないのであれば、これまでと似たような色や、周りの家と同じような色を選ぶのもおすすめです。
□外壁の色を選ぶための基本的な考え方
外壁塗装の色選びには、いくつかの基本的な考え方があります。
この記事では、「好きな色から選ぶ」「周囲の環境との調和を考える」「汚れや色褪せを考慮する」といった3つの考え方を具体的に解説することで、読者が外壁の色選びの際に考慮すべき点を理解し、より理想に近い外壁を実現するサポートをします。
1: 好きな色から選ぶ
外壁塗装の色選びでは、まずは自分が好きな色から選ぶことが大切です。
2: 施工主が気に入る外観が一番大切であり、ご家族含めてみんなが好きな色を選ぶことが最善の選択となります。
3: ただし、好きな色を選ぶ際には、自分の感性だけでなく、家のデザインや形状、素材感なども考慮することが大切です。
4: 周囲の環境との調和を考える
次に、周囲の環境との調和を図ることも重要なポイントです。
5: 自宅が立地する地域の風土や、近隣の家々の色調、周囲の自然環境などを考慮し、自然な外観を作り出すことが求められます。
6: 例えば、海沿いの地域では、海の色に合わせたブルーやホワイトが良いでしょう。
7: また、緑豊かな地域では、緑やブラウンが適しています。
8: 汚れや色褪せを考慮する
最後に、汚れや色褪せを考慮することも大切です。
9: 外壁の色で「白」や「黒」といった無彩色系統の色は汚れが目立ちやすいため、白ではなく「アイボリーやベージュ」、黒ではなく「グレー」といった色にした方が、汚れが目立たずおすすめです。
10: また、色褪せについても、原色や濃い色は退色が目立ちやすいため、落ち着いた中間色を選ぶことがおすすめです。
□まとめ
この記事では、外壁塗装の色選びで失敗しないために知っておくべき10個のポイントと、外壁の色を選ぶための基本的な考え方について解説しました。
これらのポイントを参考に、色見本やカラーシミュレーションなどを活用しながら、周りの環境との調和や汚れや色褪せにも配慮して、自分にとって最適な外壁の色を見つけてください。