外壁塗装の乾燥時間は?塗料の種類別で解説!注意点も紹介
2024.07.16 (Tue) 更新
外壁塗装は、建物の寿命を長く保つために欠かせないメンテナンスです。
しかし、いざ外壁塗装を検討しようとすると、様々な情報が飛び交い、どこから手をつければいいのか途方に暮れてしまう方も多いのではないでしょうか。特に、外壁塗装の乾燥時間については、塗料の種類や施工状況によって大きく異なるため、適切な知識がないと、思わぬトラブルに繋がる可能性があります。
□外壁塗装乾燥時間|塗料の種類による違い
外壁塗装の乾燥時間は、使用する塗料の種類によって大きく異なります。
一般的には、水性塗料と油性塗料の2種類があり、それぞれの特徴や乾燥時間は異なります。
水性塗料
水性塗料は、水で薄めるタイプの塗料です。
環境に優しく、臭いも少なく、扱いやすい点が特徴です。
乾燥時間も比較的短く、気温23℃の環境下では約3~4時間で乾燥します。
油性塗料
油性塗料は、シンナーで薄めるタイプの塗料です。
水性塗料に比べて耐久性が高く、紫外線や雨風に強いのが特徴です。
ただし、乾燥時間が長く、気温23℃の環境下でも約6時間は乾燥時間を要します。
強化剤入り油性塗料
強化剤を混合した油性塗料は、耐久性と乾燥時間のバランスが取れた塗料です。
乾燥時間は約3時間程度と、油性塗料の中では比較的短時間で乾燥します。
□外壁塗装乾燥時間の注意点|施工不良を防ぐために
外壁塗装の乾燥時間は、仕上がりに大きく影響する重要な要素です。
乾燥時間を守らないと、塗膜の剥がれやひび割れ、色ムラなどの施工不良が発生する可能性があります。
乾燥時間を守ってくれる業者を選ぶ
外壁塗装を依頼する際には、乾燥時間をしっかりと守ってくれる業者を選ぶことが大切です。
施工期間が短すぎる場合は、乾燥時間を短縮するために、適切な養生や乾燥工程が省かれている可能性があります。
完全乾燥までは触らない
外壁塗装が完了した後、完全に乾燥するまでは触らないように注意しましょう。
見た目では乾いていても、内部までは乾燥していない場合があります。
完全乾燥には約2週間程度かかるため、その間は、塗膜に負担をかけないように注意が必要です。
乾燥時間への影響
外壁塗装の乾燥時間は、気温や湿度などの環境条件によって大きく影響されます。
気温が低い場合や湿度が高い場合は、乾燥時間が長くなる傾向があります。
そのため、施工時期や天候にも注意が必要です。
□まとめ
外壁塗装の乾燥時間は、塗料の種類や環境条件によって大きく異なります。
水性塗料は乾燥時間が短く、油性塗料は乾燥時間が長くなります。
また、乾燥時間を守らないと、塗膜の剥がれやひび割れなどの施工不良が発生する可能性があります。
外壁塗装を依頼する際には、乾燥時間に関する知識をしっかりと理解し、信頼できる業者を選び、適切な施工を行いましょう。