外壁塗料のおすすめ!外壁塗装の選び方と人気塗料ランキング
2024.08.07 (Wed) 更新
外壁塗装は、家の寿命を左右する重要なメンテナンスです。
しかし、塗料の種類は多岐にわたり、それぞれ特徴や機能、価格も異なるため、どれを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
□外壁塗料の選び方の基礎知識
外壁塗装に用いられる塗料は、大きく分けて4つの成分から構成されています。
1.顔料
顔料は、塗料の色を決める成分です。
着色顔料、体質顔料、さび止め顔料、金属粉顔料などがあり、それぞれ用途や効果が異なります。
例えば、着色顔料は色を付けるための顔料で、体質顔料は塗膜の強度や耐久性を高めるための顔料です。
2.樹脂
樹脂は、塗料の耐久性や性能を左右する重要な成分です。
塗料の耐用年数、下地との密着性、耐候性などは、樹脂の種類によって大きく異なります。
代表的な樹脂には、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂などがあります。
3.添加剤
添加剤は、塗料にプラスの効果を与える成分です。
防さび・防藻、遮熱、意匠性、耐火性、低汚染など、様々な添加剤があります。
添加剤によって塗料の機能性を高られます。
例えば、防藻剤は藻の発生を防ぎ、遮熱剤は太陽光による熱を反射し、外壁の温度上昇を抑える効果があります。
4.溶媒
溶媒は、塗料を薄める液体です。
水性溶媒と油性溶媒があり、用途や環境によって使い分けられます。
水性溶媒は、水やアルコールなどを主成分とした溶媒です。
環境に優しく、臭いも少なく、乾燥時間も短いのが特徴です。
油性溶媒は、石油系溶剤を主成分とした溶媒です。
水性溶媒に比べて耐久性が高いですが、環境への負荷が大きく、臭いも強いです。
□おすすめ塗料ランキング
外壁塗装の塗料選びで迷ったら、プロがおすすめする人気塗料ランキングを参考にしましょう。
ここでは、近年人気が高く、実績もある塗料を3つ紹介します。
1.日本ペイントのパーフェクトシリーズ
パーフェクトシリーズは、ラジカル制御系塗料で、特に耐候性に優れています。
日本は四季がはっきりしており、台風や雨、雪、風など、様々な天候に晒されます。
パーフェクトシリーズは、そんな日本の気候にも対応できるよう、耐候性を強化した塗料です。
2.エスケー化研のプレミアムシリコンシリーズ
プレミアムシリコンシリーズは、耐久性と耐候性に優れた塗料です。
期待耐用年数は15年ほどと、比較的長めです。
耐久性が高いため、塗り直しの頻度が少なくなり、長期的なコスト削減につながります。
3.アステックペイントのリファインシリーズ
リファインシリーズは、汚れや天候、紫外線に強く、遮熱性も高い点が特徴です。
近年、夏の暑さ対策としても注目されています。
遮熱性が高い塗料は、外壁の温度上昇を抑え、室内の温度上昇も抑える効果があります。
□まとめ
外壁塗装の塗料選びは、家の寿命や快適な暮らしに大きく影響します。
この記事では、塗料の種類や選び方のポイント、人気塗料ランキングを紹介しました。
今回の記事が、読者の皆様が最適な塗料を選べる一助になれば幸いです。