外壁の汚れ落としとは?原因と対策・費用相場を解説
2025.03.09 (Sun) 更新
外壁の汚れ、気になりますよね。
長年住み続けていると、どうしても汚れが目立ってきます。
放っておくと、見た目が悪くなるだけでなく、建物の劣化にも繋がる可能性も…。
しかし、洗浄方法や業者選びは難しく、何から始めたら良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、外壁の汚れ落としについて、DIYとプロへの依頼、それぞれの方法を解説します。
外壁汚れ落とし徹底ガイド 自分でできる?プロに頼む?
外壁の汚れの種類と原因
外壁の汚れは、ホコリや排気ガス、カビ、コケ、藻、雨だれ、サビなど、様々な原因で発生します。
ホコリや排気ガスは、大気中の微粒子や排気ガス成分が付着することで発生し、黒っぽい汚れとして目立ちます。
カビ、コケ、藻は、湿気が多く日陰になりやすい場所に繁殖し、緑色や黒色の汚れとして現れます。
雨だれは、窓や換気口の下などに黒っぽい筋状の汚れとして残ります。
また、金属製の外壁材を使用している場合は、サビが発生する可能性もあります。
汚れの種類によって、落とし方も異なってきます。
DIYによる外壁汚れ落とし方法
軽い汚れであれば、DIYで落とすことが可能です。
必要なものは、外壁用洗剤、柔らかいスポンジやブラシ、バケツ、ホースなどです。
まず、高圧洗浄機を使用しない場合は、ホースで外壁全体を洗い流し、その後、洗剤を塗布して汚れを落とします。
洗剤は、外壁の素材に適したものを選び、使用前に必ず使用方法を確認しましょう。
洗浄後は、十分に洗い流すことが重要です。
頑固な汚れには、カビ取り剤なども有効です。
高圧洗浄機を使用する場合は、水圧を調整し、外壁から距離を保って使用しましょう。
洗剤の種類と選び方
外壁用洗剤には、中性洗剤からアルカリ性洗剤、酸性洗剤まで様々な種類があります。
汚れの種類や外壁の素材に合わせて適切な洗剤を選ぶことが大切です。
中性洗剤は、比較的安全で、軽い汚れに効果的です。
アルカリ性洗剤は、油汚れなどに効果がありますが、素材によっては傷める可能性があります。
酸性洗剤は、水垢やサビに効果的ですが、素材によっては腐食させる可能性があります。
洗剤を選ぶ際には、必ず外壁の素材を確認し、適切な洗剤を選びましょう。
高圧洗浄機を使う場合の注意点
高圧洗浄機は、強力な水圧で汚れを落とすことができますが、使い方を間違えると外壁を傷めてしまう可能性があります。
使用前に、必ず取扱説明書をよく読み、適切な水圧と距離を保って使用しましょう。
また、同じ箇所に長時間噴射し続けると、外壁の表面が剥がれる可能性があるので注意が必要です。
窓や換気口など、水が浸入しやすい箇所は、事前に養生しておきましょう。
DIYで落とせない汚れへの対処法
DIYで落とせない汚れ、例えば、こびり付いたカビやコケ、広範囲にわたる汚れなどは、プロに相談することを検討しましょう。
外壁汚れ落としの費用
外壁洗浄にかかる費用相場
外壁洗浄の費用は、面積、汚れの程度、使用する洗剤などによって異なりますが、㎡あたり200円~300円程度が相場です。
ただし、足場設置費用などが別途かかる場合もあります。
まとめ
外壁の汚れは、種類によって原因や落とし方が異なります。
軽い汚れはDIYで落とすことも可能ですが、頑固な汚れや高所の汚れはプロに依頼する方が安全です。
DIYで洗浄する場合は、洗剤の種類や高圧洗浄機の使用方法に注意しましょう。
費用相場は㎡あたり200円~300円程度ですが、汚れの程度や作業内容によって変動します。
定期的な洗浄を行うことで、外壁の劣化を防ぎ、建物の美観を保つことができます。
早めの対処が、建物の寿命を長く保つ秘訣です。